無料で行ける。ロンドンを一望できる高層ビルの中の庭園「スカイガーデン」。2023年5月訪問。
ロンドンで最も高い位置にある庭園「Sky Garden」行ってみた!
高層ビルが増えたロンドン
2007年から年に1~2回、ロンドンに行っています。
コロナ禍でここ4年間は行けなかったのですが。
初めてロンドンに行った頃は、高層ビルはそんなに多くはなかったイメージです。
ところが、この頃は高層ビルが増えてきました。
しかも、本当にいろんなデザインの高層ビルがあって、ロンドンの人は、変わったデザインのビルを作るのが好きなんだなぁ、とつくづく思います。
このスカイガーデンのあるビルも通称「トランシーバー/ウォーキートーキー(walkie-talkie)」と呼ばれ、いかにも昔のトランシーバーみたいな、ビルの上部が大きくて下部が小さいという、ちょっと変な形をしています。
↑私が通った所からは外観が少ししか見えなかったのですが、古い建物の間から奥に見える変な形のビルがそうです。
ここの35階に展望室と庭園があるというので行ってみました。
しかも入場料は無料!
ロンドンで最も高いビルとして有名な「ザ・シャード」の展望室への入場料は30ポンドくらい(1ポンド=175円で計算すると5,250円!)もかかるので、予約必須とはいえ、こちらはありがたいです。
ロンドン中心部「シティ」にあります
スカイガーデンはロンドンの中心部「シティ」と呼ばれる地域にあります。ここはロンドンの金融の中心地。
最寄駅は「モニュメント(Monument)」という駅です。駅からは徒歩3~5分ぐらいです。
モニュメント駅の近くには、駅名の由来となった「ロンドン大火記念塔」というモニュメントがあります。
モニュメント駅は近くの「バンク(Bank)駅」と繋がっていて、公式には一つの駅として扱われているほか、このあたりには他の駅もいくつかあり、交通の便はとても良いですし、ロンドンバスで行くのも良いと思います。
周辺に観光スポットもたくさんありますよ。
無料チケットはWeb予約で
スカイガーデンの入場は無料ですが、そのためにはオンラインでの予約が必須です。
土・日、祝日は人気なので、チケットを取るのがちょっと大変かもしれません。
私が予約したときには、夕方からの時間の無料チケットもありましたが、夜の時間はドリンク付きの有料チケットになっているみたいです。
夕景、夜景がきれいなのでしょうね。デートにピッタリなのかも。
朝の時間も、ドリンク付きの有料チケットがあるようです。
そんなふうに、営業形態、無料チケットで入場できる時間などが変更されることもあるので、詳細は公式サイトで確認をお願いします。
予約の無料チケットを持っていなくても、空いていれば入場できるとのことですが、その時点で入場可能かの判断はスカイガーデン側にあるので、入れない場合もあるとのこと。
チケットは入手困難?予約のコツは?
私たちが海外旅行に行くときは、おそらく何か月か前から予約して計画しますよね。
そのプランニングに組み込んでしまえば、3週間前の月曜日からのWeb予約開始時に間に合うと思いますし、そのタイミングで予約すれば無料のチケットが取れると思います。
ちなみに私が予約した時は、3週間前の月曜日に、3週間先の週の予約枠が全部一斉に予約可能になりました。予約開始はUK時間の午前11時からでした。
予約時には時差に注意してください。
といっても、時差は日本のほうが早い時間なので遅れることはまぁありませんが。
予約をしたけれど、行けなくなった時には、Web上できちんとキャンセルの手続きをすればいいので、とりあえず行けそうな時間を押さえておくのもいいかもしれません。
私もそんなに苦労せず、日本にいながら、希望の時間を予約することができました。
訪問当日の流れ
希望の日時を予約したら、その時間に間に合うようにスカイガーデンに行きます。
入口には、スタッフがいますし、皆が入場のために並んでいるのですぐにわかると思います。
写真付きの身分証明書(旅行者はパスポートが良いと思います)を持ってくるようにと書いてありました。
スカイガーデンには、スーツケース、キャリーケースなど大きな荷物は持って入場できません(テロ対策ですね)。
現地にコインロッカーや荷物預かりは無いようです。ホテルなどに預けて行きましょう。
ビルの入口を入ると、チケットのチェックと、セキュリティチェックがありました。
空港のセキュリティチェックにあるみたいな金属探知機のゲートを通過します。
手荷物も同様にチェックされます。
私たちが行ったときには、パスポートの提示は要求されませんでした。
なので、ほとんど英語での会話は無しでOKでした。
そして、エレベーターで一気に35階まで上がります。
入場までにどのくらい並ぶのかと心配しましたが、私たちが行ったとき(平日の11時頃)にはわりとスムースに流れて、入口から10分ほどで35階に行くことができました。
いよいよ35階の空中庭園へ!
日本では、60階建てとか、もっと高いビルやタワーがあるので、35階はあまり高いと感じないかもしれませんね。
でも、このくらいの高さが、地上の景色もよく見えて良いかもです。
展望フロアに行くと、スカイガーデンと呼ばれるだけに、たくさんの植栽があり、花もところどころに咲いてました。
そして中央部にはカフェがあり、ソフトドリンクやアルコール類、軽食もありました。
カフェのお値段はふつうで、そんなに高くもなく、お味も普通においしかったです。
↓階段を上がった上の部分にレストランがあります。
そのレストランを利用するならば展望台のチケット予約は不要だそうです(ただし、レストランの予約が必要かと)。
今度は夜に、ここのレストランに来てみたいです。
↑カフェのスイーツもおいしそうでした。
気になる眺望は?
建物に沿って、360度すべての方角のロンドンの街並みが見渡せるようになっています。
一部は外の風に吹かれることができるエリアもありました。
お天気が悪い日などは、外へ出る自動ドアは開かないのだろうと思われます。
私たちが行った午前中の時間にはまだ開いてなくて、しばらくしたら開放されました。
↑こちらが外へ出られるエリア。向こうのビルは前出の「ザ・シャード」。尖ったガラス張りのようなロンドン一の高さのビル。風水的に良いように作ったと聞いたことがあります。シャングリラホテルも入っています。
展望フロアからは、古い町並みと古い建物のロンドンと、新しい高層ビルのロンドン、二つの顔を見ることができます。
↑真ん中の変わった形のビルが「ガーキン」と呼ばれるビル。私が2007年に来た頃にはガーキンがかなり目立ってましたが、周りに高層ビルが増えました。ガーキンとはピクルスという意味らしいです。すぐに覚えられて目印になりますね。
順路の途中では階段もありましたが、車いすの方などには相応の対応をされるはずです。
↓名所がある所には、ガラスに案内表示が書かれています。
雨は降っていないけど、曇りのことが多いロンドン。
この日もロンドンらしい空模様だと言えます。
↑眺望でひときわ人気なのが、テムズ川とロンドンブリッジ。皆さん、一生懸命に写真に収めようとしていました。
無料チケットで1時間滞在できるのですが、写真を撮ったりカフェでお茶を飲んだとしても、まぁ充分足りると思います。(私たちが行ったときには、滞在時間のチェックもとくになかったです)
ロンドン初心者さんにもオススメ
ガーデニングにうるさいイギリス人は「ここのガーデンはなってない!」などと言う人もいますが、こんなビルの中、35階にお庭を作るなんてさすが、ガーデン好きの国だ!すごいなぁ!って日本人の私は思いました。
そして無料でこのアクティビティを提供してくれていることにも感謝です。
日本だったら、絶対にお土産売り場があって、名前入りのグッズなども売られているだろうけど、それがないのも良いなぁ。いや、物足りない?
ここは、初めてロンドンに来る方をお連れするにはとくに良いかもしれません。
ロンドンの名所がいろいろ見えて、喜んでもらえると思います。
ぜひ、Web予約でチケットをGetして訪れてみてください。
では、また!See You!
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